■Data
結城 亜里咲[ゆうき ありさ]
C/V 森野花梨
誕生日 11月1日
血液型
AB型
身長
158cm
B87(E-cup) W60 H83
足のサイズ 23.5cm
好きなケーキ シュークリーム

趣味 トランプ
特技 手話
■Introduction
姉小路冬華の付き人、というかお友達。人見知りが激しく、冬華以外はさっぱり口を利いてくれない。けど、実は相当のやり手で、登場キャラの中では一番なんでも出来る。しかも神出鬼没。頭の回転は早いのだが、体の反応は鈍いので、結果的には失敗してしまうことの方が多い。それでも、優しくしてくれる冬華が大好き。冬華をいぢめる人は、許しません

主人公を前にすると、ぶるぶる震えてしまう。けれど、冬華を守るために頑張って表に出ようとしている。焦り出すと流ちょうになるので、会話をする時はスキンシップに限る。

口癖は「……」。主人公が口癖に慣れているとはいえ、かなり突っ込みにくい。
■Sample Voice
冬華と一緒に公開されて嬉しいそうです

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■Character's Essay
親指と中指、そして腕を使っていけば問題ない
力は3つのお皿のうち、真ん中に大きくかかるはずだ
重心をそこに持たせ、なるべく手前斜めになるよう角度を調整
あとは慣性の赴くままに動いてしまえば大丈夫
ゆっくり、ゆっくりと数ミリずつ前進し、お客様の元へと進んでいこう

彼女の綿密な計画に、彼が気づくはずもなく――

「……大丈夫?」
「えっ、あっ……」

彼に近づかれた途端、その方程式はいとも簡単に崩れ去る
頭の中が真っ白になり、1+1がゼロになった

「きゃっ」

小さな声と共に、いくつかの皿が宙を舞う
彼は瞬時に手を出した
手だけでは足りず、口まで使う不器用なりに、豪快なフォロー
彼女の手元からこぼれたお皿は、彼の手によってその命を守られた

「ヘーフ」

彼女を心配させまいと、彼は余裕の表情を浮かべる
彼女は目をパチクリとさせ、その姿に見入っていた

「お皿は食べられませんよ……?」
「へっ!?」
「ぶるぶるぶる」

小刻みに震えながら、距離を取っていく

「あ、あの……申し訳ございません。その……」
「ひひはら、ははほっへ」

彼は顎を上下に動かして、必死にアピールをする
もちろんお皿を取ってもらいたいのだが……

「あ、は、はいっ!」

回路の途切れた少女は止まらない

「はぐぅッ!!」

そのままお皿の上に載ったケーキを、彼の口に押し込んだ
突然の事に味わう間もなく、一気に丸飲みというこの状況
彼女はお皿だけを受け取り、顔色を窺っている

「おいしいですか?」
「あ、うん」
「そう……ですか」

彼女の強ばった顔が、うっすらと和らいでいく
そして頬を赤く染め、にっこりと笑う

「よかった」

――不思議な娘だな
彼はドギマギしながらその場を後にする

「あの……」
「え?」
「お金を……いただけませんか?」

ちゃっかりしてらあ

[つづく?]

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